kaigonoosigotoの日記

都内の高齢者施設にて施設長をやっています。若者の視点から現代の高齢者施設に切り込みます。

介護転職時の口コミ活用法について語ってみる

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これから面接を受ける会社って必ずと言ってもいいくらいに口コミを見ますよね。口コミを全面的に信頼するのはどうかと思いますが、失敗しない就職活動のためには有効的に利用したいところです。うちの施設に面接に来た方も口コミを利用される方がいますが、ちょっと気を付けてほしい部分もありますので、利用法も含めてご紹介したいと思います。

 

◆1.まず確認した方が良いと思うところは?

◆2.サービス残業をチェック!

◆3.離職率をチェック!

 

◆1.まず確認した方が良いと思うところは?

どの業界も離職理由の上位は人間関係が占めています。介護業界も人間関係によって離職する人は多いです。入職してから人間関係に苦しまないためにも、まずは事業所内の人間関係がどのようであるかチェックしましょう。介護業務は、介護士同士の連携で業務を行なうことが多いため、ことさら事業所内の対人関係が重要となります。事業所内に悪い雰囲気が流れているのか、それとも良い雰囲気なのか、口コミから探し出しましょう。

女性同士の関係性も確認できたらベストです。派閥が露骨に存在しているのか、いじめがないのかなどです。男性は比較的仲良くやっている介護業界ですが、男性の関係性についてもチェックしましょう。

 

◆2.サービス残業をチェック!

福祉業界って、そんなに残業がないという特徴があります。事業所の収入が限られていて、介護士に残業代を支払うのがきついから、残業が少ないという意味です。もちろん、残業が多い事業所もありますよ。注意すべきなのは、残業代の支給がない事業所です。これはいくら残業しても、残業代を支払われないということになりますから、なんとしても避けたいですよね。入職してみて、残業代が支払われないなら、辞めたら良いですが、就職活動を行なうことは多大な労力を消耗しますから、最初からよく確認しておきたいポイントです。介護士は給料が低いという反面、定時にきっちり帰ることができる事業所も多いです。ライフ・ワーク・バランスを重視する事業所も多く、ブラック事業所とも言える残業代未払い施設は何としてでも避けなければなりません。

 

◆3.離職率をチェック!

介護士がどのくらい辞めているのか、またどのくらい勤続年数があるのかを調べることはかなり重要です。具体的な数値がなくても、人の出入りが激しいところは口コミ内にそのような表記があったりします。やはり、人の出入りが激しい事業所は確実に何かしらの問題があるとみてよいです。人間関係が悪い、残業代未払い、休日出勤当たり前など労働条件が劣悪であったりします。ブラック事業所も普通に存在していますからね。ブラック企業が未だに残っているように、介護士から不当に搾取をして、自分だけは儲けようとしている経営者というのはどこの業界にも存在しているものです。そのような目に合わないためにも、離職状況をしっかりチェックしておくのは大切なことです。

 

うまくいっている施設というのはあまり人が辞めません。そのため、人材を新たに募集する必要もなく、採用費にお金をかける必要もありません。うちの施設も採用費にあまりお金をかけずに済んでいるため、その分のお金を給料に上乗せ支給することが出来ています。介護士の労働環境を改善し、働きやすくすることが介護士のためにもなるし、利用者のためにもなります。人材が辞めない経営ができれば、採用費にお金がかかりませんし、採用活動にかける労力も減らすことができます。こういった好循環を成している施設に入職することができれば良いのですが、このような状況に至ることができない施設さんも多いのですよね。