kaigonoosigotoの日記

都内の高齢者施設にて施設長をやっています。若者の視点から現代の高齢者施設に切り込みます。

介護士の結婚について考えてみる

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介護士って職場婚が多いと前回の記事で書きましたが、「そもそも介護士同士で結婚して、経済的に大丈夫なの?」っていう疑問が湧くと思うので、いろいろ考え付くことをまとめてみました。介護士との結婚を考えている人、介護士同士で結婚しようとしている人は必見(?)です。

 

◆1.介護士の平均年収は310万円だけど結婚できる?

◆2.介護士であることを相手の親に反対されたらこう言え!

◆3.今は共働きの時代だよ

 

◆1.介護士の平均年収は310万円だけど結婚できる?

結婚を踏み切るにも年収は関係しているようで、「結婚・家族形成に関する調査報告書」(平成22年版)なるものを見てみると、20代〜30代男性では、年収が200万〜300万円だと既婚率は14.6%という報告がなされており、300万円〜400万円になると既婚率は26.0%で、約1.8倍にまで増えるという結果が出ています。この報告書から分かることは、年収300万円という基準が結婚に踏み切れるかの一つのボーダーになっているということです。年収が300万円あると経済的な不安を感じなくなるのでしょうかね。毎月21万円の給料が12ヵ月あり、ボーナスが年に2か月分だとだいたい300万円くらいになります。月に20万円あれば結婚しても生活自体はできますね。介護士の平均年収が約310万円ですから、300万円はクリアしています。となると、介護士だからといって、年収が低くて結婚できないということはないようですね。とは言っても、都市部は給料が良いですが、地方に行くほど給料が低くなるので、300万円を下回ることもあると思います。その場合は結婚を踏みとどまってしまうこともあるかもしれません。

 

◆2.介護士であることを相手の親に反対されたらこう言え!

あなたが男性介護士である場合、婚約者の親が介護士という職業に不安を感じてしまう場合もあるかもしれません。世間のイメージでは介護士は安給料・重労働です。愛する娘をこのような人と結婚させて良いのだろうかと思ってしまう親もいるでしょう。しかし、それも無理もないとも言えます。世間もイメージはそういうものですし、一部事実でもあります。しかし、そのような時は、福祉業界は成長安定産業であり、今後も大きく成長していく業界であることを話しましょう。これから大きく成長していく業界というのは限られています。成長していく業界ということは、長くその道で働くことができます。仕事に困ることがないということです。世の中では急なリストラなど何が起こるか分かりません。介護士もそれは同じですが、他業界に比べてリストラなどもなく、たとえ事業者が倒産しても、すぐに違う事業所へ転職することができます。

結婚後は何かとお金が必要です。安定して働き続けることが可能な介護士は、年収が多少低くても、結婚に踏み切る上では問題ないと言えるはずです!

 

◆3.今は共働きの時代だよ

男性介護士の給料が低いと思うならば、奥さんも働けば良いだけの話です。出産や育児の時は女性が働くことはできませんが、それ以外の時は共働きをすることが可能です。介護士は残業も少ない事業所が多く、家事や子育てに多くの時間を出すことができます。奥さんの家事の負担も減らすことが可能です。これからも女性は社会進出していくでしょうから、男性が家のことをより行なうようにして、女性が働きやすい環境をつくることが大切です。男性の収入で不安ならば、女性も働いて収入を2倍にすれば問題ない話だと思います。

 

介護士だからって結婚に踏みとどまる必要はありません。確かに豊かな暮らしをすることはできないですが、共働きで協力して働ければ、世帯年収が700万円を超えることが可能です。あまり悲観的にならずにぜひ介護士という職業に自信を持っていってほしいなと感じています。ちなみにうちの施設でも職場婚をして、夫婦で介護士をしている方々もいます。子供3人を立派に育てている家庭ですし、なんやかんやでうまくやっているようです。